暑中見舞いって普通のはがきでいいの?かもめーるは使えない…?今どきの出し方まとめ

暑中見舞い

暑中見舞いを出すとき、
「通常はがきでいいの?」
と迷うことはありませんか。

また、
「かもめーるっていつ使うの?」
と疑問を持つ方も多いはずです。

この記事では、
暑中見舞い・残暑見舞いのはがきの選び方や、
通常はがきとかもめーるの違いについて、
わかりやすくご紹介します。

暑中見舞いは通常はがきでOK?

結論から言うと、
暑中見舞いは通常はがきでOKです。

日本郵便が発行している
無地の「通常はがき(63円)」で、
マナー的にもまったく問題ありません。

写真入りのものや、
ポストカードタイプなど、
おしゃれなデザインはがきを使っても大丈夫です。

ただし、ビジネス相手や
年配の方に出す場合は、
落ち着いた色合いや縦書きデザインなど、
相手に配慮したデザイン選びが好印象です。

かもめーるとは?

「かもめーる」は、
夏限定で販売されていたくじ付きはがきのことです。

毎年6月ごろから販売され、
暑中見舞いや残暑見舞いなどに使われていました。

ただし、2021年で販売終了となったため、
現在は使われていません。

そのため、
現在は通常はがきを使うのが基本となります。

では残暑見舞いは?

残暑見舞いも、
通常はがきで問題ありません。

昔は「暑中見舞いはかもめーる、
残暑見舞いは普通のはがき」など、
使い分けていた方も多いですが、
現在はどちらも通常はがきで統一されています。

例文!暑中見舞いを通常はがきで出すとき

例文(カジュアル)

暑中お見舞い申し上げます。
毎日暑い日が続いていますが、
いかがお過ごしでしょうか。
夏バテなどなさいませんよう、
どうぞご自愛ください。

例文(ビジネス)

暑中お見舞い申し上げます。
平素は格別のご厚情を賜り、
誠にありがとうございます。
猛暑の折、
皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

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残暑見舞いはいつからいつまで?

残暑見舞いは、立秋(8月7日ごろ)以降
に出すのが一般的です。

つまり、8月7日以降〜8月末
目安とされています。

ただし、郵便が届くまでの日数も考えて、
遅くとも8月25日ごろまでには
ポストに投函しておくのが安心です。

暑中見舞いと残暑見舞いの違い

暑中見舞いと残暑見舞いは、
出す時期と文面が少し違います。

✔ 違いのポイント
● 暑中見舞い:梅雨明け〜立秋前まで(7月中旬〜8月6日)
● 残暑見舞い:立秋〜8月末(8月7日〜)
● どちらも通常はがきでOK

文面も、「暑さが厳しいですね」から
「暑さはやわらぎましたが」などに
変えると、季節感のある印象になります。

例文!残暑見舞いを通常はがきで出すとき

例文(カジュアル)

残暑お見舞い申し上げます。
少し暑さがやわらいできましたが、
日中はまだまだ暑いですね。
くれぐれも体調に気をつけて
お過ごしください。

例文(ビジネス)

残暑お見舞い申し上げます。
立秋とは名ばかりの暑さが続いておりますが、
貴社ますますのご繁栄と
皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

まとめ

暑中見舞いも残暑見舞いも
現在は「通常はがき」で出せばOKです。

かもめーるは過去のものであり、
今は販売も終了しています。

また、出す時期に応じて表現を変えることで、
より丁寧で印象のよいお便りになります。

ぜひ、相手のことを思いながら、
心のこもった1枚を出してみてください。

 

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