香典袋の名前どう書く?個人・夫婦・連名や部署一同までケース別に!


「香典袋って、名前どう書くの?」

お通夜や葬儀に参列する際、
避けて通れないのが「香典袋」の準備です。

香典袋は買えばすぐ使える
と思われがちですが、
名前の書き方には
いくつかのマナーや決まりがあります。

特に悩みがちなのが、
個人か連名か、夫婦か会社か
というパターン別の記載方法。

今回は、
香典袋における名前の正しい書き方を、
具体例つきでわかりやすくご紹介します📝

香典袋の名前はどこに書く?

まず基本として、
香典袋の表書きの下に名前を記載します。

黒の筆ペン(もしくは黒墨)で、
薄墨は基本的に使用しません。

表書きが「御霊前」「御香典」などと
印刷されている袋の場合は、
その下中央にフルネームを書きます。

できるだけ楷書で丁寧に。
どうしても筆ペンが苦手な方は、
サインペンでもかまいません。

住所は基本的に不要ですが、
中袋がある場合は中袋に書きましょう。

 

個人で渡す場合の書き方

参列者が一人で香典を渡す場合は、
表書きの下にフルネーム
縦書きで記入します。

会社関係などで名刺を同封する場合でも、
必ず名前は袋にも記載しましょう。

🌷 記載例

山田 太郎

フルネームで書くのが基本です。
名字だけ、下の名前だけ、は避けましょう。

夫婦で渡す場合の書き方

代表者のみが書くのが基本です。
ご主人の名前のみ記載し、
夫婦連名にはしません。

奥様が筆をとる場合でも、
夫の名前を記載するのが正式です。

🌸 記載例

山田 太郎

両家連名などの例外もありますが、
通常の夫婦参列では夫名のみで問題ありません。

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友人や同僚など複数人の連名は?

数人でお金をまとめて
香典を包む場合、
連名で名前を記載することになります。

名前は3名までが目安
縦書きで1名ずつ並べて記入します。

人数が多い場合は、
代表者の名前のみ書き、
他の方の名前は中袋や別紙に記載
するのが一般的です。

🌼 記載例(3名)

山田 太郎
佐藤 花子
鈴木 一郎

役職や敬称は基本的に不要。
同じ立場の友人・同僚であれば、
五十音順や年齢順で並べると◎

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会社名義や「部署一同」の場合

会社として香典を出す場合、
表書きの下には会社名を記入します。

部署単位で出すときは
「営業部一同」などの形にします。

連名と違い、
個人の名前は表書きに記載しません。

🌸 記載例

株式会社〇〇〇〇
営業部一同

法人名は省略せず正式名称で
略称や通称は避けましょう。

担当者名を明記したい場合は、
中袋または別紙に記載します。

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裏面や中袋の書き方は?

香典袋の裏面(もしくは中袋)には、
住所と金額を書くのが通例です。

住所や連絡先を書くことで、
後日お礼状を出す際に役立ちます。

金額は、
「金 5,000円」などと漢数字で丁寧に

🌷 記載例(中袋)

〒123-4567
東京都千代田区〇〇1-2-3
山田 太郎
金 五千円

中袋のない香典袋もありますが、
その場合は裏面に同様の情報を
小さめに記載すると丁寧です。

あとがき

香典袋の名前の書き方には、
場に応じたマナーやルールがあります。

「名前を書く」だけでも、
個人・夫婦・連名・会社と
さまざまなパターンがあり、
迷いやすい部分です。

今回のポイントをおさえて、
気持ちのこもった丁寧な香典を
準備できるようにしておきましょう🕊️

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