「還暦祝いの“のし”って
名前は誰のをどう書けばいいの?」
お祝いごとで
迷いやすいのが「のし紙」の名前書き。
とくに家族や夫婦で贈る場合は
どこに誰の名前を書くのか、
ちょっと悩みますよね🌿
この記事では、
還暦祝いに使うのしの名前の書き方を中心に、
夫婦連名や家族からの場合の表記、
名前なしはNGか?
などの疑問にもやさしくお答えします。
のし紙の基本構成と名前の位置
まずは「のし紙」の基本的な構造から
確認しておきましょう📄
・水引(紅白または金銀)
・上段 表書き(還暦御祝 など)
・下段 贈り主の名前(個人名・連名・家族名など)
つまり、名前を書くのは水引の下側です。
表書きと並んで失礼のない書き方
を心がけたいですね。
基本はフルネームが丁寧
基本的にフルネーム(氏名)
で書くのが最も丁寧とされています。
贈られる方が
目上の方や職場関係の方の場合には、
しっかりフルネームで書きましょう。
下の名前だけ、
名字だけというのは
ややカジュアルな印象になります。
夫婦連名で書く場合は?
ご夫婦でお祝いする場合は、
次のような書き方が基本です🌸
📝 例
山田 太郎・花子
このように、
姓は1つで、名前を並べる
のが一般的です。
夫婦どちらかの名前が知られている場合や、
ご主人名義が望ましい場合は、
夫の名前だけでもOK。
🌷 例
山田 太郎
どう書くかは相手との関係性や、
フォーマル度に合わせて
調整するとよいですね。
家族全員からの連名はどう書く?
兄弟や親子など、
複数人からの還暦祝いの場合は、
人数や構成に合わせて書き方を変えるのがポイントです。
3人までなら連名が可能ですが、
4人以上になる場合は代表者名+「他」や「一同」にします。
🌼 例
山田 太郎・次郎・三郎
🌷 例
山田 太郎 外一同
「一同」の表現には
グループ全体の気持ちを込める
という意味もあるので、
会社・親族・子どもたち連名などでよく使われます。
名前なしはOK?
還暦祝いののしで
名前を書かないのはアリ?
と迷う方もいますよね。
結論から言うと、
名前なしでもマナー違反ではありません。
ただし、受け取った相手が
「誰からの贈り物か」すぐにわからないと、
お礼の連絡がしづらくなります。
そのため、
可能であれば名前は書いておいた方が丁寧です。
どうしてもスペースがない場合や、
ラッピングに直接のし紙を貼る場合は、
別途メッセージカードを添える方法もあります💌
書くときの注意点
のし紙の名前を書く際は、
以下の点に注意しましょう🖋️
・筆ペンやサインペンなど濃くてにじまない筆記具で書く
・連名の場合、間隔をそろえて丁寧に配置する
・フリクションや鉛筆はNG(消えたり薄かったりするため)
特に手書きの場合は、
丁寧に書くことで
気持ちもいっそう伝わりますよ🌿
あとがき
のしの名前書きは
ちょっとした工夫や気配りで
印象が大きく変わります。
家族や夫婦、グループなど
どんな立場から贈る場合でも、
「誰が贈ったか」が伝わるように
やさしく丁寧に書き添えましょう。
きちんとしたマナーで、
気持ちのこもった還暦祝いを
届けたいですね🎀
コメント