還暦祝いの熨斗ってどう選ぶ?贈る相手に合わせた表書きとマナー!


「還暦祝いの熨斗って
どんなのを選べばいいの?」

そう聞かれて
ちょっと戸惑ったこと、
ありませんか?

普段の贈り物と違って、
人生の節目である還暦祝いには、
ふさわしい熨斗(のし)
きちんと選ぶことが大切です。

そこで今回は、
熨斗の種類や表書きのマナー
について、
やさしく解説します📝

還暦祝いの熨斗は必要?

まず結論から言うと、
還暦祝いには熨斗をつけるのが基本です。

とくに親戚や上司など、
きちんと感を求められる相手には、
熨斗をつけることで、
丁寧な気持ちが伝わります。

お祝いの品に熨斗があるだけで、
受け取る方も自然と気持ちが
引き締まるものです🌸

どんな熨斗紙を選べばいい?

還暦祝いにふさわしい熨斗は、
紅白の蝶結び(花結び)タイプ。

理由は、
何度あってもよいお祝いに使われるからです。

結婚などのように
一度きりであるべきお祝いには
結び切りを使いますが、
還暦祝いは「長寿のお祝い」なので
蝶結びがふさわしいとされています🎀

✔ 蝶結びの熨斗が使われる場面
・還暦、喜寿、米寿などの長寿祝い
・出産祝い・進学祝いなど
・新築祝い・お年賀など

蝶結びタイプには、
印刷された熨斗がついているものと
シンプルな水引のみのタイプがあります。

お祝い感を強調したいなら、
のし付き+紅白水引の組み合わせが◎です。

熨斗の表書きはどう書く?

次に迷いやすいのが、
表書きの文言です。

基本は「御祝」や「祝還暦」といった、
あたたかみのある表現を選ぶのが安心です。

水引の上段には表書き、
下段には送り主の名前を書きます。

✔ 表書きの例(上段)
・御祝
・還暦御祝
・祝還暦
・寿

名前の部分(下段)は、
フルネームで丁寧に書くのが基本です。

ご家族連名の場合は
「◯◯家一同」なども使えます。

関連記事
長寿祝いの種類と正しい表書きの書き方一覧

熨斗選びに迷ったときのチェックポイント

お店で熨斗をお願いするときや、
ネット注文で選ぶとき、
どんな熨斗をつければいいか迷う
という方も多いかもしれません。

そんなときは、
以下のポイント
確認してみましょう📝

✔ 熨斗選びのチェックリスト
・「蝶結び」タイプかどうか
・紅白の水引がついているか
・表書きが空欄で書き込みできるか
・名前の記載が必要か(自分で書くor印字)
・内熨斗(包装の中)か外熨斗(包装の外)か

迷ったときは「祝還暦」の表書きにし、
紅白蝶結び+外熨斗を選んでおけば
丁寧な印象になります。

熨斗の書き方で気をつけたいマナー

手書きで表書きや名前を書く場合、
文字の濃さ・バランス・配置にも注意が必要です。

濃く、ゆっくり丁寧に書くことで、
気持ちがより伝わります。

筆ペンに自信がない場合は、
サインペン(黒)でも構いませんが、
薄すぎる文字やボールペンは避けましょう🖋

また、水引とのバランスを見て、
中央揃えで上段・下段の文字を配置します。

シーン別の表書き文例

贈る相手や関係性に応じて、
少し言葉を変えるのもおすすめです。

✔ シーン別表書き例
【家族・親族へ】
→ 還暦御祝/祝還暦/御祝【職場・上司へ】
→ 寿/御祝/還暦御祝【知人・友人へ】
→ 祝還暦/御祝

悩んだときは、
シンプルな「御祝」を使えば
どの相手にも失礼がありません。

あとがき

還暦祝いは、
相手のこれまでの人生をねぎらい、
これからの健康と幸せを願う日。

見た目は小さな熨斗でも、
心を込めて選んだかどうかが、
相手にしっかり伝わります🌷

丁寧な表書きと気持ちを込めた贈り物で、
思い出に残る還暦祝いにしていきましょう。

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