「喪中の時に寒中見舞いが届いたけど、
返事って出すべきなのかな？」
身内に不幸があった直後など、
寒中見舞いを受け取って
戸惑うことがありますよね🌱
返事をしないと
失礼になってしまうのか、
どんな言葉を選べばよいのか、
悩む方も少なくありません。
そこで今回は、
喪中のときに届いた寒中見舞いへの返事について
出すべきかどうか・いつ出すか・書き方の例文を
やさしく解説します📝
喪中に寒中見舞いをもらったら返事は必要？
まず、喪中でも寒中見舞いへの返事は出してOKです。
むしろ、
寒中見舞いには「ご遺族を気づかう気持ち」や
「年賀欠礼のあいさつへのお返し」
という意味が込められていることも多いため、
返事を出すことで丁寧な印象にもなります。
ただし、喪中の時期にふさわしい表現や
タイミングには注意が必要です。
返事を出す時期はいつがいい？
寒中見舞いへの返事は
「寒中見舞い」として返す場合と、
「御礼の手紙」として出す場合に分かれます。
基本的には
1月上旬〜2月初旬の間に届くように出せばOKです。
年賀状の代わりとしてのやりとりでもあるため、
遅くても立春（2月4日ごろ）までに出しましょう。
それを過ぎると「余寒見舞い」扱いになるため、
文面を変える必要があります。
どんな言葉を使えばいい？
喪中の返事では、
控えめで丁寧な表現が基本です。
「新年」や「おめでとう」などの
祝いの言葉は避けて、
相手の健康や気づかいに感謝を伝えましょう。
次のような例文を使うと、
気持ちを穏やかに伝えられます。
例文
寒中お見舞いをいただき、
お気づかいありがとうございました。
まだ気持ちの整理がつかぬ日々ですが、
温かいお言葉に心が和らぎました。
例文
寒い日が続いておりますが、
お変わりありませんでしょうか。
このたびは丁寧な寒中見舞いを
ありがとうございました。
返事を書くときの注意点
寒中見舞いへの返事は
気持ちを伝える手紙として、
マナーにも気を配りたいところです。
特に喪中の返事では、
以下の点に注意しましょう。
・句読点は控えめに（特に句点「。」）
・「お祝い」「新春」などのおめでたい表現は避ける
・便せんや封筒は白無地または落ち着いた色に
句点を使わない文面は、
読みやすさと丁寧さのバランスが必要です。
一文を短くして改行を入れると伝わりやすくなります。
少しフォーマルな文例
目上の方や、
職場関係の方から寒中見舞いをもらった場合は、
より丁寧な言葉づかいを心がけましょう。
例文
寒中お見舞いをいただき
誠にありがとうございました
あたたかいお心遣いに
深く感謝申し上げます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
例文
ご丁寧な寒中見舞いを賜り
ありがとうございました
寒さ厳しき折 皆様のご健康を
心よりお祈り申し上げます
文章の印象は、
句読点や言葉選びで大きく変わります。
できるだけ静かでやわらかな表現を選びましょう。
返事は手紙以外でもOK？
近年ではLINEやメールでのやりとりも増えています。
相手との関係性にもよりますが、
親しい友人や同世代の方には
メールやメッセージで丁寧に返すのも失礼にはあたりません。
ただし、
仕事関係や年配の方へは、
できれば手紙やはがきでの返事がおすすめです。
あとがき
喪中の時期は、
気持ちの整理がつかない中で
手紙を書くのも大変なことです。
でも、いただいた寒中見舞いに
そっとお返事を出すことで、
お互いを思いやる気持ちがつながります。
無理をせず、自分のペースででも
心のこもった返事ができるといいですね🌿
コメント