7月下旬の時候の挨拶は?メールや手紙に使える例文!

手紙

7月もいよいよ後半、
暑さが本格化するこの時期は、
手紙やメールでも
相手を思いやる言葉づかいが
とても大切になります。

特にビジネス文書や
フォーマルな案内文などでは、
季節感のある「時候の挨拶」
冒頭に入るだけで
文章全体がぐっと丁寧になります。

今回は、
7月下旬に使える時候の挨拶を、
用途別の例文とともに
わかりやすくご紹介します。

7月下旬はどんな時期?

7月下旬とは、
おおむね7月21日〜31日頃を指します。

梅雨明けが発表され、
全国的に気温が上がり始める時期です。

この頃は、
「本格的な夏」「盛夏」などの
表現がしっくりくる時期であり、
手紙でも夏らしさを意識した挨拶文が好まれます。

また、二十四節気では
7月22日頃に「大暑」を迎えるため、
最も暑さが厳しくなる頃でもあります。

7月下旬に使える「時候の挨拶」表現

この時期に使いやすい
時候の挨拶としては、
以下のような表現があります。

✔ 使える語句例
・盛夏の候
・大暑の候
・酷暑の候
・炎暑の候
・真夏の候

どれもフォーマルな文面に使える表現です。

続いて、
実際に使える文例をいくつかご紹介します。

ビジネス向けの例文(7月下旬)

まずは、
ビジネス文書やかしこまった案内文に
使える例文です。

例文

盛夏の候、
貴社ますますご隆盛のことと
お慶び申し上げます。

例文

大暑の候、
皆様にはますますご清栄のことと
お喜び申し上げます。

例文

酷暑の折から、
ご自愛専一にて
お過ごしくださいませ。

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親しい相手に使えるやわらかい挨拶

フォーマルな表現ではなく、
友人や家族、身近な人への手紙には
季節感を残しつつ、やわらかい言葉
おすすめです。

「〜の候」といった定型句ではなく、
「暑さが続きますね」
「夏らしくなってきましたね」
などが自然です。

例文

連日の暑さに、
いよいよ夏本番を感じます。

例文

セミの声がにぎやかになり、
季節の移り変わりを感じますね。

例文

暑さが厳しい折、
どうぞご自愛ください。

こうした表現は、
文章のトーンをやわらげ、
やさしい印象を与える効果もあります。

応用パターン|案内状やお礼状にも

7月下旬は、
納涼会や暑気払いなどの行事も増える時期。

案内状やお礼状にも、
季節の挨拶を一文添えるだけで、
文面がぐっと丁寧になります。

案内状の書き出し例

盛夏の候、
皆様にはご健勝のことと
お喜び申し上げます。

お礼状の結び例

酷暑が続きますが、
くれぐれもご自愛くださいませ。

あとがき|時候の挨拶は「思いやり」

時候の挨拶は、
単なる形式ではなく、
「相手の健康や日々を気づかう気持ち」
を表す大切な一文です。

とくに暑さの厳しい7月下旬は、
やわらかく涼やかな言葉を選んで、
受け取る人に安心感を届けましょう。

無理に難しい表現を使わず、
その時期らしい風景や体感を
自然な言葉でつづるだけでも十分です。

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