「残暑見舞いって
いつ出せばいいの?」
暑中見舞いとどう違うのか、
毎年なんとなく迷っている方も
多いのではないでしょうか🌿
今回は、
残暑見舞いの基本マナーと
暑中見舞いとの違いを
わかりやすく解説します。
スマホでも読みやすいように
ポイントごとに整理していますので、
初めての方も安心してご覧ください📮
残暑見舞いとは?
残暑見舞いとは、
夏の終わりごろに出す
季節のごあいさつ状のことです。
暑さがまだ残る時期に
「体調はいかがですか?」と
相手を気づかう気持ちを
お手紙やハガキで伝える
日本の美しい習慣ですね🍃
お中元や暑中見舞いと並んで、
お礼やごあいさつとして
ビジネス・プライベート問わず
幅広く使われています。
季節の区切りを大切にする
日本ならではの文化といえるでしょう。
暑中見舞いとの違い
残暑見舞いとよく似た言葉に、
暑中見舞いがあります。
違いがはっきりわからず、
混同してしまいがちですよね。
大きな違いは、
出すタイミングにあります。
→ 梅雨明け〜立秋(8月7日頃)まで
✔ 残暑見舞いはいつ?
→ 立秋(8月7日頃)以降〜8月末まで
つまり、
立秋を過ぎてから出すあいさつ状は、
「残暑見舞い」が正解となります。
このタイミングを間違えて
「暑中見舞い」と書いてしまうと、
ちょっと恥ずかしい思いを
することもあります💦
残暑見舞いはいつまでに出す?
出す時期は、
8月7日頃の立秋から8月末までが
基本的な目安です。
ただし、
暦のズレや天候などもあり、
「暑さが残っているうちはOK」
という考えもあります。
それでも
9月に入ってから出すのは
基本的に避けた方が安心です。
特にビジネスシーンでは
8月中旬までに出すのが
丁寧な印象になります📩
残暑見舞いの正しい書き方は?
残暑見舞いには
いくつかの基本構成があります✏️
時候のあいさつ+相手を気づかう言葉
に加えて、
お礼や近況報告を入れると
自然で好印象です。
① 残暑お見舞い申し上げます(定型)
② 相手の健康を気づかう一言
③ お礼や近況などのメッセージ
④ 締めの言葉+日付
手書きでもメールでも、
この流れを意識すると
まとまりのある文になります💡
関連記事
残暑見舞いにおすすめの定型フレーズ集
残暑見舞いの例文(そのまま使える)
ここでは、
そのまま使える例文を
パターン別にご紹介します🌷
ビジネス向けの例文
🌼 例文
残暑お見舞い申し上げます。
厳しい暑さが続いておりますが、
皆様におかれましては
ますますご健勝のことと
お慶び申し上げます。
日頃のご厚情に深く感謝申し上げ、
今後とも変わらぬご指導を
賜りますようお願い申し上げます。
令和○年 晩夏
親しい相手・カジュアル向け
🌸 例文
残暑お見舞い申し上げます🌻
今年の夏はとても暑いね!
体調は崩していませんか?
わが家は家族で
久しぶりに旅行に行ってきました。
また落ち着いたら会いましょう。
どうぞ元気でお過ごしください♪
残暑見舞いで避けたい表現
残暑見舞いには
あまり好まれない表現もあります。
・「暑中お見舞い申し上げます」と書く(時期ミス)
・相手の病気や家庭のことを深く書きすぎる
・重すぎる別れの言葉(例:長く会えませんが…)
・日付が入っていない
あくまで季節のあいさつなので、
明るく前向きな表現を心がけましょう🌷
あとがき
残暑見舞いは、
夏の終わりに気持ちを届ける
やさしい習慣です。
メールやハガキなど
形式はさまざまですが、
大切なのは「気づかい」の心🌿
暑さの残る時期、
ちょっとしたひと言で、
相手をあたたかい気持ちにできるかもしれませんね。
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